忍者ブログ

HYPNOTICな日々。。

活字中毒・旅好き・食道楽でヲタな日常。。

04/25

Thu

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

07/06

Fri

2012

慶応三年は145年前。。



今年もコクーン歌舞伎の時期が来て。
初春の頃に平成中村座で告知されてから徐々に全貌が明らかになるにつれ。。
不安>>>期待になってきた。

その理由とは。

宮藤官九郎が脚本で、勘三郎も橋之助も彌十郎も出演しない。
歌舞伎役者が殆ど若手な代わりに、現代劇の俳優がずらりと名を連ねている。
だが淡路屋こと笹野高史は出ない。
現代劇版は数年前の桜姫で懲りたので、あのノリだったらどうしよう。
チケ代はしっかり歌舞伎公演値段なのにガッカリする芝居だったら後悔しそう。。

などと悩みつつ結局二回目公演からの皆勤賞を更新すべくチケット確保。
楽日前日のめちゃめちゃ良い席だから芝居が ピー!(※自主規制) でも役者が間近に見れるからいいか。
。。この「皆勤賞を狙ってのチケ取ったの」とは本当は云い訳で。
実はこの話『五十三次天日坊』は慶応三年以降一度もかかっていない、百四十五年ぶりの上演となる幻の芝居だと聞き河竹黙阿弥の作となれば、観ておかなくては!という気になった。

今生きている誰も見たことが無い歌舞伎。

う~ん。
不安>期待、ぐらいにはなってきた。。かな(笑)

そして今日、昼の部を観に渋谷東急Bunkamuraへ。
シアターコクーン前に着いて最初に驚いたのは、コクーン歌舞伎恒例だった役者名が書かれた色とりどりの幟が全く立っていなかったこと。
この公演が始まって以来初めてなので、寂しいと云うか侘びしいと云うか。。
客層も半分以上が若いお嬢さん達で、和装できっちりお洒落して来ている方や年配者は少ない。

そして肝心の公演は、確かに新しく面白かったが。。
以下詳細。

クドカンの脚本はウケようという意図が見え見えの台詞とわざとらしい若者言葉ややりとりがクドかった。後半は良かったが、前半の「マジで?!」の繰り返しは客席から「しつこい!」の声も上がるほど。
若手の歌舞伎役者達は頑張っていたけれど、実力派現代劇俳優達の方が上手い。
勘九郎の芝居は勘三郎に似過ぎている。声が似ているのは親子だから仕方ないとしても、演技にもう少し個性が出ると良い。
七之助の女形の悪党はいつも同じような印象。弁天小僧然り、お嬢吉三然り。役によって演じ分けが出来るようになると一皮剥ける気がする。美しいだけにとても惜しい。
獅堂は上手くなった。もう少し若い頃は力み過ぎて役を掴み損ねている印象が強い芝居をしていた記憶がある。まだ力み気味ではあるから、今後に期待。
白井晃と近藤公園の主従コンビ、坂東巳之助と坂東新悟のバカップルがとても良かった。
あと、片岡亀蔵丈の演技力にまたまた惚れ直した(笑)

上座音楽を使わないでトランペットメインのBGMは予想より違和感が無くて良かったし、場の名が一々書いてある背景は解りやすかったし、ほぼ現代語で現代的所作だから歌舞伎初めての人にも優しかっただろう。


けれどこれは歌舞伎ではないな。


云わば歌舞伎の原作や体裁だけ借りた「KABUKI風」の舞台。。だよね。
外に幟を立てなかった理由まで深読みする気はないけれど、チケット代1万円以上はちと高いな、と感じたのは事実。
あくまで個人的感想ですが、と断っておく。

スタンディングオベーションを獅堂に煽られ立ち上がったのはいいが周囲の熱狂に冷めてぼんやり見ていたダブルアンコールで、巳之助&新悟がテーマ曲に合わせてダンスしていたのが仲良さそうで楽しそうで可愛くてほんわり癒やされた。



おまけ。



コクーン茶屋(劇場内売店)の抹茶オレ。

この量で400円は高いな。。と思ったけど劇場内の湿度が異様に高くて蒸し暑いせいかノドが渇いて渇いて。甘過ぎず美味しかったから幕間に一気飲み。
そして毎年同じ状態で同じようなことをしてると思い出すのであった。
コクーンって空調悪くない?
来年こそ冷たい飲み物買ってから入場しよう。

。。また来年来るのであれば、ね。


PR

05/13

Sun

2012

祝!!日本凱旋。



13日は『L'Arc-en-Ciel WORLD TOUR 2012』にて日産スタジアムまで。
世界ツアーを終えての凱旋ライブに参戦。

日産スタジアムは割りとご近所なのだが交通の便が悪いのと、サッカーには全く興味が無いしコンサートで使うには音響が悪いと聞いていたので行く機会が無く、今回初めて行ってみた。
新横浜駅に着くとあと数分すればバスターミナルの10番乗り場にスタジアム行きのバスが来るというので待って乗ったら10分足らずで到着。
開場時間が過ぎていたので入場しようとしたら、入口は4階で1階席、自分のチケットは2階席だから。。

7階!(∋_∈)

地味に階段を3階分上り、スタジアム内に入ってみると。。

広っ!!Σ(◎o◎)

ステージのほぼ向かい側の席だったので、これじゃhydeは点だな!(笑)
肉眼でメンバーを見るのはソッコー諦めてステージの両横に設置されたスクリーンに流れるアルバム『butterfly』収録曲のPVを眺めて開演を待った。


17時からのライブは20分押しで開演。
そこからWORLD TOURの様子が延々と(20分近く)流されて、遠過ぎて良く見えないし飽きてきた頃に演奏開始。

hydeは胡麻粒くらいかと思っていたら、レンズ豆程度の大きさだった!←

最初の1時間くらいは周囲も明るくて、ライティング等や立体のスクリーンを使った効果も勿体ない感じ。セトリはbutterfly以前のアルバムからの曲が多く、最初から盛り上がる。
ステージの対面、アリーナ席の後方にサブステージがあって、開始30分で移動があり、自分の席の真下だったから期待したらそこで演奏したのはまさかの2曲だけ。。
好きな楽曲だったから嬉しかったけれど、開場が広いから「近い」と云ってもhydeは小指ほどの大きさ。ちっさ!←禁句(笑)
来た時と同じくらい時間を掛けてメインステージに戻って行ってしまった。

日が落ちて暗くなってきた頃に休憩があって、2部はbutterflyの楽曲が中心。
『XXX』はアルバムよりライブの方が断然良くて、これだけでも来て良かったな~。。と思ったけれど、間にてっちゃんのMCが入るのがお約束の『Link』は何回も聞いているのにやっぱりノレる。ラストの『BLESS』は先の冬季オリンピックのテーマ曲で散々TVで聴いていたのに改めて良い曲だ!と開眼。 遅いっ(笑)
MCも面白かった。特にkenのが。ほんのり下ネタ男の悲哀含みのワールドツアーネタ。こういうの話すのがホントに上手い。
が、全ての演奏を終えて最後にhydeが神妙な顔で静かに「どうもありがとう」と頭を下げたのが一番印象に残っている。若い頃はやんちゃなイメージが先行していたが大人になったなぁ。。ワールドツアーで苦労したんだろうきっと。
そんなしみじみした心持ちで帰りは新横浜駅まで歩いたが遠かった~(汗


正直な話、ファンが喜びそうなセトリと毎度ながら凝った映像でコンサートは楽しめた。
けれど、スタンド席のいくつかのブロックはクローズされてかなり空席があり全然ソールドアウトではなかったし演出的にもスタジアム規模ではなくて、代々木体育館くらいの規模で満員御礼やった方が良かったのではないかと、個人的には思ってみたり。
前日のライブがみっしり充実していたから、比べるつもりは無くても一抹の残念さは残る。や、これからもライブには来たいけれども。。

とりあえず日産スタジアムにライブ目的で来ることは今後無いな(断言


05/12

Sat

2012



一昨日体調を崩し、昨日寝込んで、本日気合いで復活。。とは云え50%起動くらいのテンションで午後まで眠ってやっと寝床から這い出して。
人混み覚悟で原宿に着いたら駅からスゴくて、真後ろに居た男子が連れに「見ろ、人がゴミのようだ。。」と呟いているのを聞いてこっそり頷くぐらいの混雑っぷり。。人と人の間を抜けて代々木競技場へ。

本日は代々木第一体育館にて『T.M.Revolution 15th ANNIVERSARY FINAL』初日。

開場予定時間の45分前くらいに着いて、場外のグッズ売り場近くにいたら突然歓声が。。





TMRのキャラクター、タボ君が登場した途端、人集りが出来て押し出されてしまった(笑)ので少し場所を移動して開場時間までまだちょっとあるなぁ。。なんてぼんやりしていたらまた真横をタボくんが通過。



絶えず動いているから写真が撮れず、あれ~?と思っている間にまた押し出されたので移動(苦笑

そうこうしているうちに開場時間となり、やっと整列開始。
ん?遅くない??
。。と思ったら会場の準備が遅れていて、入場開始が遅くなると。
入場口となる原宿口側は陽が傾いてくると建物の影になり、しかも風が結構冷たい。
列の中に入ってしまったから身動き取れない状態で隣に居るオバチャン2人組の口汚い悪態と他人の悪口(しか云ってなかった。。)を聞かされながら待つこと40分!!
やっと入れて30分押しでライブ開始。

前半は練習不足かアレンジが違うからか、歌い出しからしばらくノレていないが力技で歌い切った曲もあったりしたけれど、ほぼ歌いっぱなし踊りっぱなしでの2時間で圧倒。
アンコール、ダブルアンコールでMCちょこっと+数曲歌って、15周年のお得な詰め合わせ的ライブ。計2時間半。
40歳代でも衰えない歌唱力・声量と歌いながらパフォーマンスをこなす体力は凄い。こうなったらこの先どうなってゆくのか見届けたくなった←偉そう?(汗

入場が40分押したのも忘れるくらい満足して会場を出たら、代々木第一体育館の壁面に15周年記念ロゴが投影されていた。



良いライブだったな~。


02/24

Fri

2012

二月大歌舞伎。。





休みなのに仕事の日とほぼ同じ時間に目覚めてしまい、朝からシャキッとごはんを食べてシャキシャキッと銀座まで。
開店直後の三越のデパ地下でお昼を調達して、銀座から東銀座へどんどん歩いて新橋演舞場へ。

本日は『中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名 披露二月大歌舞伎』昼の部を観に。

昼の部は舞台に関係者がズラリと並んでの襲名口上は無いが、観たい演目があったのでチケットを取ったら前から5列目という良い席で、体調も良くなって落ち着いて見れそうでウキウキ。だから早く目が覚めてしまったのかもしれない(笑)

演目は。

『鳴神(なるかみ)』
龍神を封じ込めて雨を降らせないくらいの通力がある鳴神上人が、雲の絶間姫の色香に惑わされて堕落する、色っぽくて笑える話。
橋之助の上人は何回か観ているがニヤケ顔がいやらしくて、騙されたと解った後の荒々しさとのギャップが上手くてはまり役。七之助の姫はお人形みたいな綺麗さで色気が足りないような。。以前観た扇雀の方がむっちりしていて抱きたくなるのが納得な感じで良かった←こらw


最初の幕内でお昼。



日本橋浜町『えび寿屋』の鶏飯のおにぎり。
良い味が出てきて美味しい♪でも2ヶだとちょっと物足りなかった~あと一包み食べられたな~~(2ヶ1組で売っていた)。

次は『土蜘(つちぐも』。
舞台装置も話の構成も能と同じで、背景に松の木が描かれているので“松羽目物”と呼ばれる演目のひとつ。
日本を魔界に変えようと企む、年を経た蜘蛛が妖怪化した土蜘の役を新勘九郎が演じており、僧形の時の不気味さも出ていて舞いも上手かった。
間狂言では大御所の吉右衛門、仁右衛門、勘三郎がおちゃらけて舞うチョイ役。なのに流石の存在感で、拍手も笑いもスゴいスゴい(笑)三津五郎も脇役。配役が豪華で華やか。これだけでも観に来て良かった!と思えた芝居。


2回目の幕間で甘味。



新橋演舞場名物『めでたい焼き』。
3階ロビーで焼いて売っているので温かくて、中に入った紅白の餅もモチモチ~♪


最後は『河内山(こうちやま)』。
稀代の悪党“河内山”役は仁右衛門。本性の巻き舌で荒っぽい江戸弁と、高僧に化けている時の品のある振る舞いのギャップが激しくて上手い。新勘九郎演じる殿様に向かっての捨て台詞で観客もスッキリする出来。

あ~楽しかった~観に来て良かった。

芝居が跳ねる時間が押して、演舞場の玄関前は大混雑。加えて観劇後の人の流れに紛れ込んでしまい、銀座4丁目の交差点までは歩いたが銀ブラする気力は無く日比谷線ホームへ下りたら直ぐに東横線直通電車が来たので乗ってしまい、次の約束の地まで移動。


おまけ。



中村勘九郎襲名披露の飾り絵馬。
石膏で型どりした縁起物、鯛や小槌ちのついたお祝いの絵馬が新橋演舞場1階劇場周囲の壁にズラリと飾られていて壮観。

やっぱり有るよね、の野田秀樹の斜め上が東京事変で驚いた(笑)


01/03

Tue

2012

壽新春☆平成中村座。。



3日は浅草へ。
今年の初めての平成中村座で。

初詣帰りの客で賑わう駅前を抜けて、
松屋デパートの地下ったら大混雑で、
それだけで人混みに酔ってしまい
へろへろ~と隅田川沿いへ離脱。
こちらはスカイツリー見物の人達が
チラホラ居るだけでほっと一息つく。



年始からお天気続きで絶景かなw



平成中村座の小屋の前も新春の飾り。
『壽新春大歌舞伎』は2日が初日で
今日は2日目。
観に来たのは夜の部。
席は1階の右側面の中ほど1列目。
花道の七三が正面に見える良い席。

今月の演目は、

一、寿曽我対面
(ことぶきそがの対面)
お正月と云えばこれ!という演目。
なのに今まで観た事が無かったので
今回夜の部を選んだ。
幕が開いた瞬間眩しくて溜め息が。
舞台美術もズラ~リと並んだ人物も
浮世絵を見ているような華やかさで、
幕切れの『絵面の見得』が見事。
勘三郎が出るのは今回はこれだけ。
少しふっくらして声の張りも戻って
新春から安心した。
そして獅童が出ていたが演技自体が
あまり上手くならないのは何故だ。
抜きん出ていたのは七之助の美しさ、
贔屓の彌十郎さんのどっしりした演技。

二、於染久松色読販
(おそめひさまつうきなのよみうり)
三幕七場で女形が男女七役を演じる、
どうやっているのか分からない位の
早替わりで有名な演目。
七之助が主役を張り玉三郎が監修。
これは綺麗だろうと見てみたらば
期待以上の出来。
着物や髪型だけでなく所作や口調も
大店の令嬢、町娘、奥女中、後家、
気っ風の良い中年女と侍の子息を
なかなか上手く演じ分けていた、が、
だけどこれは人物と話の設定とを
予め知っていないと解りづらい話。
令嬢お染と町人の久松の恋の話と、
その久松は実は御家騒動で失脚した
元侍の息子で紛失した御家の名刀を
探しているというエピソードとが
同時進行してゆくのでややこしい。
「何がなんだかよく分からない」と
後ろの席の人がボソッと云っていた
けどそうとしか云えないのだろうな。
早替わりで同じ役者がいろんな役を
演じるから余計に混乱する。
ともあれ。
七之助キレイだったし頑張っていた。
お六の啖呵が前月の弁天小僧に似て
聞こえたというのは置いといて。
原作が鶴屋南北で台詞の遊びも多く
それが観ている側には楽しいのだが
覚えるとなると相当大変そう。。


さて。

2回あった長い幕間のお楽しみは。



れすとらん若のヒレカツ海苔ロール。
会場横の長屋(売店)で売っている品。
ヒレカツは柔らか~くて美味しいが、
ご飯ではなくパンでボリュームが無い。
これで900円とはコスパは悪い。
全然物足りなくて次の幕間までには
小腹が空いてしまった。



2回目の幕間では好物の言問団子。
これは松屋の1階で買ってきた。
小豆あん・白あん・気味まんの中に
もっちりした餅米団子が入っていて、
適度な甘さと餡の滑らかさと触感と
見た目の可愛らしさではイチオシの
東京土産またはおもたせ最適品。
新春歌舞伎のおやつはこれにする!
って先月から決めていたの(笑
白いのだけ一回り小さくなったのは
原材料の関係かな?
お味は変わらず美味しかった♪

芝居が跳ねて20時。
浅草駅までの無料送迎バス待ちの列
で並んでいたら着物姿の親子連れに
突き飛ばされて横入りされたという。
綺麗な振袖が泣いてるよ、娘さん。。
親が親なら子も子と云われないよう
気を付けなくちゃね、と反省しつつ
帰ってきた歌舞伎初めでありました。



01/02

Mon

2012

新年あらためまして。。



2日の日記つづき。

T.M.R.NEW YEAR PARTY '12。
元旦と2日に行われるライブには
昨年は元旦に来て2日のチケットも
有ったのに仕事を交替して来れず。
でも去年はイープラスで取ったから
2階席ステージ真横の上~の所で、
本人のつむじは良~く見えるけれど
ステージ上の演出もスクリーン等も
見えない席だった。
それでも歌が凄くて感動したので
「来年はステージが見える席がいい」
とFCに入り今年はFC枠でチケ確保。
TMRのライブに何回も行っていても
今回初アリーナ席。
それでちょっと浮かれて早く行き(笑)
グッズを買ってお茶して時間を潰し
開場30分前に武道館へ戻ったら、
今やっと列を作らせてますといった
のんびりさ加減がまた正月っぽい。
入場はスムーズ真っ直ぐアリーナへ。
席番だとそんなに前ではなかったが
行ってみたらほぼ正面の前から。。

8列目∑( ̄□ ̄;)!!



ライブハウスの距離だよこれはっっ。
新春に初アリーナでこんな良席とは
今年は良いことありそう←単純w
いつもの感じで来てしまったけれど
周りはハンパなく気合い入ってる~
ど~しよ~隣の見るからにJK達が
いかにもスゴい西川君ファンっぽく
「みんなついて来れるのかしら」的な
こと言ってるし~wwwww ←

結果。

始まってしまえばそんなの関係ナシ。
お隣はお決まりの手振りは出来ても
音楽に対するノリがあまり良くなく、
アリーナ初心者でも楽しめました。
こちとらデビュー当時からファン、
年季だけなら負けないよっ(笑

内容は歌→MC→歌が各1時間づつ
計3時間の長いライブと云うか。。
ワンマンショー(笑)
最初に最近の歌で盛り上げておいて、
昨年の活動を震災後のことも絡めた
前後編のフィルム上映で紹介。
その間に本人MC。
お題に対してアンケートして集めた
回答を読み上げてリク曲を歌ったり。
この時に小田和正『確かなこと』を
ピアノ伴奏だけで歌ったのを聴いて
鳥肌が立って涙が止まらなかった。
声と情感が凄くて本当に上手くて。
これが今年初泣き。

しっとりとさせたかと思えば。。
次のコーナーでは新春かくし芸大会
AKB48『ヘビーローテーション』の
ダンスを完コピで披露。
出てきた時だけ笑いを取っていたが、
踊り出したら可愛く見える魔法(爆
衣装まで完璧なんだ~と思ったら
本家AKB48の衣装を作っているのと
同じ衣装部さんが作ったとのこと。
それはもうマジもん可愛いハズだ。
ダンス後の一言が、

「41歳。。今年42歳になりますがっ!」

で始まった時は笑いと拍手の渦。
去年デビュー15周年だったって事は
西川くんも歳取るハズだよね~っ。
とはいえ相変わらず足が綺麗で。。
特にニーハイブーツとミニスカ間の
絶対領域が眩しいくらいに美しく。
後数十年は太ももを出します宣言を
新年早々しておられた(笑

けれどそんな西川貴教本人は
昨年末叔父を亡くして喪中だそう。
けどこの新春ライブを楽しみにして
くれているファンの為に内緒にして
おいたとMC中にさらっと明かした。
プロだなぁ、と。
新年あらためて惚れ直しました。
例え太ももを晒すのが厳しい感じに
なっても西川君のライブには来よう。

だがしかしこの後のフィルム上映
(2011年の活動後編)は正直ダレた。
全編が活動紹介→関係者インタビュー
で構成されているが前編の関係者は
人選もコメントも結構良かったが
後編は全然面白くなくて飽きた。
特にイナズマロックフェスで共演した
しょこたんのインタビューの際には
ハッキリ解るくらい客が引いていた。
しょこたん用語はマイナーだからw
もう少し場を読んで外さないように
気のきいたコメントが出来ないと
今後いろいろ難しいと感じさせた。

それがやーっと終わってライブ。
懐かしい楽曲をメインに盛り上げて、
やっぱり最近の曲より昔の曲の方が
パターン化していなくて好きだなと。
まぁ去年のはBASARAの曲が中心で
曲調や歌詞が似ているのは仕方ない。
今回衣装も全部甲冑をイメージした
和っぽいものばかり。
腰紐の両方の先に鈴が付いて後ろで
ブラブラしていたのは可愛いかったが、
去年のタキシードにフリルシャツと
髪にゴス風のコサージュ飾りの方が
個人的には格好良くて好きだったな。

アンコールは3曲。
自分の活動の原点として歌った
『HEART OF SWORD ~夜明け前~』
久しぶりに聴いたら胸に滲みた。
歌詞は雰囲気重視でも聞かせるのは
歌い手自身の力量だと改めて思った。

来て良かった~。
来年も絶対来よう!
その前に15周年締め括りライブが
あるそうだからそれも行きたい。

今年もライブ運がありますように!
←去年チケ運だけは良かったので(涙



01/02

Mon

2012



これから今年初ライブ。
T.M.R.NEW YEAR PARTY'12 in武道館。

只今外に並んで待っているところ。
天気は良いけど風が強くて寒い~(涙
それにしてもと毎年思う事がひとつ、
開場の30分前から列を作らせるとは
お正月とは云えのんびりだよねぇ(笑

TMRライブでは初のアリーナ席。
去年は元旦に夜勤明けでへろへろと
来たけど今年は休んでるから元気!
見やすい所でありますように。。

さて、と。
そろそろ入場開始になるかな?
楽しんできます!!



12/22

Thu

2011

ロッキーホラーショー。。



21日の日記の続き。

午前中に病院受診して帰宅後昼寝。。
2~3時間でも寝不足は大分解消、
身支度して横浜芸術劇場KAATへ。
電車一本で行けて30分以内で到着、
近い所にちゃんとした劇場が出来て
本当に嬉しい。



エントランスにはクリスマスツリー。
遠くからだと普通に綺麗なツリーで、
近くで見ると実は飾り付けが和風。
その横ではミニコンサート開催中。
劇場のあるのは5階で早めに入場し、
6階に在るビュッフェでコーヒー。
これで脳がやっと完全覚醒(笑



今回観る『ロッキーホラーショー』を
最初に出会ったのは相当前の話。。
サブカルやカルト系好きな昔の友に
誘われて映画館で真夜中に観た。
元が舞台のミュージカルというのも
あるかもしれないけど観客参加型で
歌ったり踊ったり水が降ってきたり。
まだ芝居に目覚める前だったので、
それはそれは画期的で驚いた。
ストーリーも基本おバカでアダルトで
笑えて、ほんのちょっぴり深い。
こういうのもアリなのか!楽しい←

その後日本でも何回か上演されて、
数年前ROLLY寺西が主演した時に
一気にメジャーになってしまって
チケットが取れなくて諦めたから、
舞台で観るのは今回が初めて。
しかも一桁台のかなり前方の良席、
ワクワクしながら会場に入ると。。

「ハァ~イ♪」

めちゃめちゃ可愛いコスチュームの
ポップコーン売り嬢が微笑んでいたw
この公演限定箱入りポップコーンを
数人で売っていてお客さんが買うと
「お買い上げいただきました~!!」
と声を張り上げて売り子嬢全員で拍手。
釣られて周りも拍手w
コスプレやおめかしして来ている人、
小道具をいろいろ持って来ている人、
開演前から早くも世界が違う(笑

芝居もそのワクワク感を裏切らず、
主演の古田新太のボンデージコスも、
くるくるパーマ+青いアイシャドーで
関西のオバチャンにしか見えないのも、
段々気にならなくなってきて最後は
これでいいのだ!の境地に至る。
歴代この舞台の主演を張った面々が
別の役で出演していてなんて贅沢!

岡本健一のリフラフがハマり役。
アニメでリボーンの声を当てている
ニーコが出ていてそのままの声ww

最後にはスタンディングでダンス。
笑って笑って楽しくて拍手が止まず、
カーテンコールを3回もしてくれた。
会場の外にポップコーン売り子との
撮影会会場が出来ていたのも笑ったw

こういうのもアリ?!感はそのままで
次は小道具持って来て観たい舞台(笑
笑いたくて下ネタもOKな方必見。
今後観る機会がありましたら。。
新聞紙とパーティー用三角帽子持参、
ドラッグクイーン風派手めメイクで
スパンコール付きの服だと通っぽい。
歌詞が結構聞き取りづらかったので、
DVDで予習すると更に楽しめます。

また公演あったら行こー♪



12/08

Thu

2011

十二月の平成中村座。。



今月4日も浅草へ。
前の週末に来たばかりの平成中村座、
でも今回はもう十二月大歌舞伎。
前日までの荒天から一転良い天気!
浅草松屋で幕間のおやつを買い込み、
真っ青な空に聳えるスカイツリーを
眺めながら中村座の小屋まで歩く。

席は1階後方で花道の真横くらい?
今回は小屋が小さめと知っていたし、
優待でお得な価格で取った席なので、
後ろでも芝居が見えればいいや。。
そしたら花道の出の所の真横だった。



ここは舞台から役者が引っ込む時に
その様子が迫力満点で楽しめて且つ、
役者を間近で見ることが出来る。
舞台までも歌舞伎座に比べたら近い。
良い席良い席♪(満足

十二月大歌舞伎の夜の部の演目は、

一、芦屋道満大内鑑
(あしやどうまんおおうちかがみ)。
安倍晴明の母は白狐であったという。
人に化けていたのがばれそうになり、
子を置いて去る葛の葉という狐の話。
妻でもあり母でもある白狐を演じる
中村扇雀が上手くて美しかった。
ご本人はおじさんなのに女形の時は
立ち姿や着物の裾捌きがハンパない。
それにほんの一瞬での早替わりや、
左手を使ったり口に筆をくわえて
字を描く技術はただただ見とれる。
今回はこの演目が一番見応え有り。

二、積恋雪関扉
(つもるこいゆきのせきのと)。
唄に合わせて展開してゆく舞踊劇。
歌舞伎の特殊技術が組み込まれて、
幻想的な設定の筋を盛り上げる。
勘太郎、七之助、菊之助と若手中心
みんな頑張っているのだけれども、
長いので常磐津の旋律で眠くなる。

三、松浦の太鼓。
最後にやーっと勘三郎がお目見え、
舞台に居るだけで場の空気が変わる。
流石!!の存在感。
陽気で朗らかでちょっと女癖が悪く
義に篤いお殿様の役が実にはまる。
忠臣蔵のスピンオフとでも言おうか、
赤穂浪士が討ち入る吉良邸のお隣の
お殿様がほぼメインとなる話。
結構深刻な筋書きなのに笑えるのは
勘三郎の力量だけど「これ喜劇?」と
後ろの席の呟きに苦笑してしまった。


幕間は2回。
後の25分の時におやつをいただく。



地元浅草『舟和』のあんこ玉。
小豆、いんげん、抹茶、苺は定番、
今はみかんと珈琲なんてものあり。
子供の頃たま~に親が貰ってきて、
その時は苺が一番好きだった。。
現代の苺は昔の物よりも酸味が強く、
より本物に近い味になっているよう。
基本の餡が美味しいからどれも美味、
周りの寒天のぷるんっとした食感が
これまた良くて。

芝居が跳ねた後。
浅草駅まで歩くか無料の送迎バスか。
ちょっとバスに乗ってみようかな、と
列に並んだら目の前で満員になった。
次が来るまで待つなら歩くかな。。
と、係のおねぇさんが笑顔で云う。

「次は可愛いパンダのバスが来ますよ」

えええっ?!
昼の間は浅草上野近辺を走っている
パンダ柄のマイクロバスが仕事後に
特別に送迎をしてくれているそうだ。
でもこれは1台で他は普通の都バス、
「可愛いんで!待っていて下さい」と
待つこと数分後にパンダバス到着。



座席全部に耳付きという凝り様(笑
駅までほんの数分でもちょっと幸せ。
運転手さんも感じの良い人だった。

前回は歌舞伎の後酉の市へ行ったが
今回は神谷バーの誘惑にも負けずに
直帰することにした。
あ~楽しかった!良い1日だった。




職場の事を思うだけで疲弊の日々、
楽しみが無いと踏ん張れない。。



12/01

Thu

2011

平成中村座と酉の市。前編。



11月26日は浅草へ。

地下鉄のホームに降り立った途端に
日本酒臭くてお酉さまの日だな~と、
以前長くこの近くに住んでいたので
これだけで懐かしくなった(笑
その年の11月の酉の日の0時から、
日付が変わる24時まで開く酉の市。
ずらりと並ぶ屋台も夜中から賑わい、
昼間に千鳥足でも許される特別な日。
しかも今年の三の酉の26日は土曜、
前夜から呑んでいる人も多かろう。
提灯が灯る夜に見に行きたいな。。


それはさて置き、まずは歌舞伎。


隅田川端の公園の中に平成中村座の
芝居小屋が建ち7ヶ月のロングラン、
今月がその初めの月で今日は千秋楽。
浅草駅から川とスカイツリーを右手に、
途中人力車に乗った新郎新婦に遭遇
したりしながらてくてく徒歩10数分。



芝居小屋の向こうにスカイツリー。
酒樽の横には勘三郎丈の奥様も居た。



2000年に平成中村座が始まって以来、
初めて小屋の入口手前に屋根が設置。
雨天なら濡れずに良いのだろうけど
正面の中村座の紋(八角形に銀杏)と
芝居絵が良く見えなくなって残念!
外から見た感じ小屋が小さめ。。?
中に入ったら過去の芝居小屋よりも
かなりコンパクトな印象を受けたが
これなら後方からでも良く見える。

今日は2階の1列目だが舞台近い!
そして花道の七三の真っ正面だった。
七三とは花道を使って芝居をする際
そこに立ち止まることが多い位置。
椅子が狭いのは仕方がないとして、
芝居が良く見えるとっても良い席。

演目は。
一、猿若江戸の初櫓
(さるわかえどのはつやぐら)。
初世勘三郎が江戸で中村座を建てた
由縁を描いた舞踊劇。
所謂和風ミュージカルでテンポ良く、
勘太郎が上手くなっていてしみじみ。
子供の頃から見ているからねぇ。。と
ちょっと近所のオバチャンな気分(笑

二、伊賀越道中双六
(いがごえどうちゅうすごろく)。
長~い作品の中から今回は一部分、
『沼津』という場面。
最初軽快でも本筋が仇討ち物なので
話が進むと重くなり幕引きは悲劇。
仁左衛門は姿も芝居も良くて惚れる。
勘三郎は。。痩せたなぁ。。(絶句
療養明け後初めて観たが声も弱くて、
芝居の上手さでパワー不足をカバー。
70歳近い老人の演じているから。。
だとしてもちょっと身体が辛そう。
一応体調を診る専門家だからとても
その辺りが気になって気になって。。

三、弁天娘女男白浪
(べんてんむすめめおのしらなみ)。
『青砥稿花紅彩画』という話から、
弁天小僧の有名な名乗りの場面と、
盗賊五人衆が勢揃いで口上を述べる
有名な場面を並べたダイジェスト版。
七之助の弁天小僧。
確か同じ演目を浅草新春歌舞伎で
数年前に観た時は台詞が上滑りして
軽く感じたけど今回は上手かった。
女形としては流石に美しかったが、
男衆姿の立ち姿が惜しかったかな。
でも七之助くんも成長したなぁ等と
またもや近所のオバチャンモードw

歌舞伎は幕間(まくあい)が長い。
だが歌舞伎座での公演程長くなく、
今回は20分づつ2回。
お腹もお弁当を食べる程空いてない。
なので入口横の売店で売っていた、
揚げ餅塩味をぽりぽりかじりながら
筋書きを読んでいたらすぐ開幕。



筋書きも今回は随分小さくなったと
思ったら昔はこのサイズだったとか。
持ちやすいし読みやすくて良いね。


16時に始まった芝居が跳ねたのは
20時半近く。。
幕が閉じても拍手は止まず客立たず。
そしたら黒衣が舞台袖から出てきて、
「終わってます。もう終わってます」
と困ったように繰り返しお辞儀する。
2000年の平成中村座初の公演から
その前に始まったコクーン歌舞伎も、
中村家が絡んだ公演はほとんど全部
観てきたけれど。。
カーテンコールが無いとは初めて!
しかも楽日なのに!!
普通の歌舞伎ならば無くて当然でも
中村座ならあると知っていた客達は
最後に興醒め、諦めて席を立つ。
ダブルアンコールもトリプルの時も
喋ってくれた時もあったんだけどな。
いつも率先して出てくる勘三郎丈の
体調が一層心配になってしまった。

外へ出たらもう暗く。
景気付けに酉の市へ行こうと決めた。


つづく。


Calendar..

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

Comment..

[01/24 ☆そら☆]
[09/03 ペニ子 F ヴァギ雄]
[09/26 ヴィクトリア女王]
[09/04 まぁゆ]
[08/24 ゆう]

Profile..

HN:
乾(いぬい)
HP:
性別:
非公開
趣味:
読書・旅行・文字書き
自己紹介:
横浜在住。
重症の活字中毒患者にして
旅中毒患者(笑)
本屋巡りが日課。。というか
ライフワーク。
そしていつも旅のことばかり
を考えているという。。

Search from my blog..

Access Counter..

Analyze..

Analyze...

Copyright © HYPNOTICな日々。。 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]