下鴨散策。。

河原町通りを北上するバスに乗って、
洛北高校前にて下車。
(本当はひとつ手前の一本松バス停が
一番近いような気がするけれども)
西に入って徒歩数分の『宝泉堂』へ。

ここは和菓子屋。
目的の物は既に売り切れで残念！
別の品をお土産に幾つか購入して
黒豆の一番煮汁と餅菓子を頂いた。
それがとても美味しかったので、
この店が近所に出している甘味処に
寄ってみることに。

店の前の道をまっすぐ行くと在ると
教えてもらってしばらく西へ歩くと、
まもなく『茶寮宝泉』に辿り付いた。

季節の生菓子にも栗きんとんにも
心が揺れたがこれ！と選んだのは、

白小豆のぜんざい。

とても稀少な白小豆。
小粒で真っ白で独特の味わいがして
好きでもなかなか出会えない。
それがぜんざいになっているとは。
運ばれてきたそれは艶々と美しく、
ふっくらとして甘過ぎず大層美味♪
店は一軒家で靴を脱いで上がり、
庭もキレイでゆったり落ち着ける。
混んで欲しくないが誰かに教えたい
そんなお店でお気に入りに登録。

のんびりしているうちに晴れてきて
暖かいお散歩日和になってきた。



下鴨神社にお参り。
境内の大銀杏は黄色い炎の様だが、
もみじはほとんど紅葉していない。
今月14日まで特別公開を開催中と
立て看板にあったので拝観料を払い
普段は入れない場所の見学をする。
(拝観料800円)



神服殿の開かずの間と西本殿の横は
解説付き。
大学生？！くらい若い係員の解説は
イマドキの若者の普段の口調のまま。
不必要に語尾は伸ばすし敬語モドキで
品位もありがたみも全く感じず。
しかも全員がそんな←数人居た。
京都古文化保存協会の人達ならば
もう少し教育(矯正？)が必要かと。
重要文化財の大炊殿は自由見学。
そしたら今度は外人さんが数人来て
賑やかになってしまったので退散。

でもなかなか貴重な体験が出来て
大変興味深かった。


大炊殿の庭では双葉葵の花が満開。



清楚な花を咲かせそうなイメージが
していたからマーガレットにも似た
明るく元気な黄色い花なのは意外。
香りはあまりしないが蜜が甘いのか
蝶や蜂など虫がいっぱい来ていた。


つづく。