↑は何の写真かと云うと、亀石に土地の名物たんかんを見せて
「美味しいんだよ」と自慢しているところ(笑
亀石とは、奈良県の明日香村に居る、歴史の教科書なんかに
も載っていたりする、彼の有名な、亀の格好をした巨石。
むか~し昔に明日香を歩き回った時は、何の変哲も無い普通
の畑の端っこに彼(彼女?)がど~ん!と居て、危うく見逃すと
ころだった。
ところが2003年に改めて訪れた時には。。
周囲がキレイにしてあって、説明板なんかも立っていた。。
明日香の遺跡の魅力は“普通の田舎の風景の中に、普通に
スゴいものがある”ことだと最初に巡った時には感動したが、
今やどれも周囲を綺麗に整備して柵で囲って小奇麗な説明板
が立ててあって。。往時の面影は微塵も無い。
多分、最初に来た時既にこれだったら、何の感動も覚えなかっ
ただろうな。。
もう一度行きたい!と数年間ずっと思い続けて、いい所なんだ
よ!と友人を説得して再訪してみたらこんなことになっている
なんて。。ガッカリして、もうここには来なくていいや、と思った。
整備するのが悪いとは云わないけれど、もっと趣きを残して欲
しかった。
初めて立った時に感動した川原寺跡も(礎石だけが残る、ただ
の草原だったけど)、桜に見惚れた石舞台古墳も甘樫丘も(周
囲が公園になんてなっていなかった)。。
あの頃はデジカメなんて無くて写真なんか撮っていないから、
私の記憶の中にしか残っていない。
飛鳥、と聞くと、昔の明日香の風景が思い浮かぶ。
あの頃の景色を友にも見せたかったのに。。
周囲が少し変わっても、同じ場所に同じ格好で同じ顔付き(笑)
で亀石君は座ってて、旧友に久しぶりに会ったみたいで懐かし
かった←動く(西を向く)と洪水が起こるらしい。。
。。小説が上手い具合に書けなくて、只今軽~く逃避中(汗