連日大きくなってゆく“赤福”問題に心痛めている。。
今年の2月、本格的にサイトを開設する前に、伊勢志摩を旅した。
神宮のお参りが主たる目的だったので、内宮に一番近い宿を取った。
そこからおかげ横丁は歩いてすぐ、のところにあって、到着してすぐに
当然の如く『赤福本店』に行って、五十鈴川の川面を眺めながらお茶
とセットになった出来たての赤福をいただいた。
それは偽装も何も無く、まぎれもない“出来たての赤福”で、中の餅
はふわりと柔らかく、餡もするりと滑らかで、大層美味だった。
今はその本店も閉まっている、と聞く。
旅する前にこの問題が発覚していなくて良かったな。。と思った。
ずっしりと老舗の趣のある店構えといい、川を望む緋毛氈の敷かれ
た濡れ縁風の席といい、そこから見える景色といい、とても素敵だっ
たから。
白い恋人問題といい、名物になったからといって驕ってはならぬ。
妬みや嫉みがあったのでは?と勘繰らないでもないけれど、やはり
商売は真面目に正直にやらねばならない、ということだろう。。
またお伊勢参りには行きたいとは思うけれども、赤福本店の朔日物
を追う楽しみは無い。肝心の出来立ての赤福を頂くことも出来ない。
残念。。
今日は休みで、これから横浜でKと会う予定。
先日の突発的京都旅行で買ってきたお土産を渡す為に会う。
『緑寿庵清水』の季節限定“焼栗の金平糖”。
お店で一粒味見させてもらったら「うわぁ!栗ですねぇ~♪」という味
だった。それもその筈、丁寧に裏ごしした焼き栗を使って作ってある
んだそうだ。
パッケージも焼き栗を模った箱で、すこぶる可愛い。
『OZ magazine』の10月号京都大特集の甘味お土産ページで
見付けて、これ!と決め、買いに行ったら正解で。。
栗嫌いの私でも感動した味だから、きっとKは喜んでくれるだろう。
『緑寿庵清水』は出町柳駅から徒歩7~8分、毬小路という可愛い名
の小路沿いにある小さな金平糖専門店。
これからの時期、黒豆を使った限定品なんかもあって、早速予約(笑
もうすぐ販売開始になって、そうしたら郵送で届けてもらうようにして
きた。
これが今一番の、密かな楽しみ(^-^*
お土産を見繕うのが好きな私にとって、名物が減るのは悲しいこと
で。。赤福も頑張って立ち直って欲しいと切に思う今日この頃。。
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