今宵、十三夜。
見れないかと思っていた月が、くっきり浮かぶ夜空を見上げながら、
横浜から帰ってきた。
Kは「栗だぁ~い好き♪」とのこと。
一緒に入った『Aftenoon Tea Room』でも、季節限定の“和栗の
テリーヌ”と紅茶のセットを注文していた。
私は“柚子レモンスカッシュ”。しゅわしゅわしたモノが飲みたくて。
昨晩夜中から今朝5時近くまで起きていて、それから寝て11時近く
に起きた完全昼夜逆転生活中の我が身体と云うか胃袋は、固形物
を微妙~に拒んでいるようで。。
いかん。明日は昼任務なのに。
でも一日昼間働いたら、翌日は夜任務。
体内時計は万年時差状態で、我が事ながら、良くやってるよ、と、
つくづく思う。
そんな愚痴は置いといて(^-^;
Kは京都土産の焼栗の金平糖に喜んで、『もやしもん』と『カッパの
飼い方』9巻(←あげる、と約束していた)に喜んで、足袋ちゃん(猫)
の話で盛り上がって、キレイにテリーヌを平らげて去って行った。
秋のうちにどうしても焼栗の金平糖は渡したかったから、良かった
良かった、と、見送る。
地下街ポルタの『cocue』でキラキラ☆のポーチを買った後、
本屋『丸善』を徘徊。で、やっぱり本を買ってしまうのだ(汗
『食いものの恨み』(島田雅彦;講談社)
『大人の知的旅行術』(林望;オータパブリケイションズ)
『食いものの恨み』は文庫本。
あの、島田雅彦先生の食べ物エッセイが文庫本化ですって!と、
電車の中吊り“今月の新刊”で見てからずっと「買ってやる~!!」
と思ってた本を、やっと買った。
これは以前一回、新宿の紀伊國屋本店で見掛けて、でもその時
何故か買わなくて、後日どこの本屋探しても発見出来ず悔しく思
っていた本。。の文庫化。入手出来て、めちゃめちゃ嬉しい。
インテリジェンスのあるエロな美形おじさん、って、嫌いじゃない(爆
そしてこういう精力的なタイプはおしなべて食に拘る。
食べるという行為は究極のエロスだ、と、聞いたことがあるような。。
そんな気もする。
食欲も性欲も人間の一番根源にある欲求だし、一緒に食事をする
気にならないような人と寝る気になんてならないから。。
食事というのは五感と舌を駆使して味わうもの。。こう書くとなんだ
か色っぽい感じがしないでもなくない?(笑
恨みって言葉の入ったタイトルからわくわくする♪
リンボウ先生の本は偶然発見。
奥付見たら、一年も前に発行された本だった。
林望先生のエッセイの中でも、特に食と旅に関するものは好きな
ので、迷うこと無く即買い。
知的で穏やかなのに硬質な感じがするおじさん、って、好き。。
おじさん~それ以上の年齢のヒトが好きだという嗜好は隠しようが
ないので隠してない(笑
そういうワケで、ではないけれど、そういう作家さんの本ばかり買
ってしまった日。。
ああ、なんて綺麗な月、でしょう。。(と、誤魔化してみる。笑
今読んでいる、昨日買ったよしながふみの対談集は。。
面白いんだけど、ちょっと私が過去に読んできたものと傾向が違っ
た漫画ばかりが出てくるので。。いや、楽しいとは思うんだけど。。
もっと分かる人が読んだ方が楽しめるんだろうな、と(^.^;;
Kiyoe嬢の方が私なんかより盛り上がって読んでくれそうだ。。
故に読了した後、差し上げます。だからKiyoe嬢。。
買わないでおいてね!!(←すみません、業務連絡です。汗
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