明晩は十三夜。
お月見というとまん丸の満月、十五夜、旧暦8月15日の中秋の名月
を思い浮かべるのが一般的だけど、これはそもそも中国の風習が
日本に伝わったもの。
日本独自の風習としてのお月見には、旧暦の9月13日、十三夜の月
に栗や豆を供える、というものがある。
十三番目の月は満月の次に美しい、といわれるそうだ。
それは何故か、と、云うと、日本には完全ではなく少し欠けたものを
愛でるという独特の美のとらえ方があったから、と手元の資料に書い
てある。
完全完璧よりもほんのすこぅし欠けたものを愛しく思う、という感性が
理解出来る。。というのは、日本人だから、なのか。
先程目を覚まして、まだ外が晴れているのか雲っているのかは見て
いないけれど、十三夜。。ならぬ十二夜の支度(笑
十二夜、と云えばシェークスピア(とても可愛い恋の話)だけど、明日
は月見が出来なさそうなので、とりあえず今宵済ませておこうかと(汗
京都『仙太郎』のこの時期限定“黒米おはぎ”と、
同じく京都『一保堂茶舗』の“いり番茶”。
自慢の安南焼コレクションに盛り付けて、お祝い気分を盛り上げる。
石垣島産だという黒餅米で作られたおはぎの美味しいこと。
炒り番茶の芳ばしいこと。
互いが相手を引き立てあってとても良い組み合わせ。
う~ん。。しあわせ♪
派手さは無くて地味だけど、これこそまさに滋味。和の感性。
日本人で本当に良かった。。
あ、そうそう。。忘れずに月も見に行かなくちゃね(^-^;;
ちょこっとだけ、夜のお散歩に行ってきます。。
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