私信>Hさんへ。
点滴等で人体に針を刺すの際極意。
目に見えている血管は浅くて細い。
太いのも有るが隆起していれば浅い。
浅い場合注射針は肌に沿わせる様に
刺入しないと針の固定がしづらい。
本当に太い血管は見えない所に在る。
駆血帯で縛って盛り上がってくれば
それがその血管だが青くは見えない。
どこら辺にそれが在るかは要知識、
人体の血管走行図(毛細血管含む)を
暗記する程眺めれば理屈不要となる。
皮下どのくらいに血管があるか?
これは経験でしか解らないもの。
勘と手先の感覚で覚えているので
頭の中では血管を見付けたら瞬時に
刺入角度やら計算していたとしても、
口で説明出来るものではない。
採血や点滴。
人体に針を刺す場合イメトレすると
聞いたことがある。
そんなこと一度もしたことが無い。
刃物恐怖症に加え先端恐怖症だから
イメトレなんてしたら絶対アウト(笑
なのに何故上手く出来るかというと、
仕事には好き嫌い以前に適性がある。
「君はこの仕事が嫌いだろうけれど
適性があるんだから続けなさい」
学生~新卒時代までお世話になった
恩師(外科医)の言葉。
これに未だに縛られている。。
血と刃物が嫌い!!と拒否る乾を
オペ室勤務に推した張本人でもある。
オカゲサマデ
更ニ刃物ガ苦手ニナリマシタヨ(涙
話を戻して。
見えているモノが全てではない。
見えないモノを視るのは経験値。
人間の体等見えていない物の方が
多いのだから五感から得た情報を
活かす為の知識が必要になる。
その上に経験を積み上げないと。
長々と。。説明にもなっていない
戯れ言等を並べて失礼いたします。
咳と熱との戦いで脳ミソ沸いた(笑