12月14日の日記。
今夜は職場の忘年会がみなとみらいの某ホテルの高層階の宴会場であるという。
関連施設全体の忘年会だから新人は参加した方がいいと上司に云われたが「今月は給料が半月分しか出なくてビンボーですし、そんな所へ着て行く服が無いし」という理由で断ったら、「あ、そっか。まだ夜勤も入らないしそうだよね~。なら仕方ない。私も本当は行きたくないの」あっさり納得してくれて無事回避(笑)
だが、しかし。
同日ほぼ同じ時間に開始される映画館横浜ブルク13での『009RE:CYBORG リピーター感謝企画:神山健治監督トークショー付き上映会』イベントのチケットを確保しており、その横浜ブルク13は桜木町駅前のコレットマーレというビルの中にあり、忘年会会場から徒歩数分の距離にある。。
仕事後に直行するしかないのだが上司達も同じような時刻の電車で同じような所に行くようなので、見付からないようにするミッション発動。イベントは19時過ぎからでトークショー(予想では約30分間)の後で映画本編上映だから終わる時間も忘年会の終了予定時間に被るぅぅえぇぇ~。な状況であったから、先に腹拵えをしておくことにして、桜木町駅で降りてからみなとみらいと反対側の野毛にて夕飯。
ブルーチーズバーガーとオニオンリング。ホットの自家製ジンジャーエールと共に。
フレッシュネスバーガー野毛店にて。
ここのは本物のブルーチーズが沢山入っていて美味しい。お値段も600円越えるからファストフードとしては高いが画像からも分かるように『見本通りの』ボリュームあるバーガーが出てくるから許す!(笑)
少し早めにブルク13に行ってしまって(うろうろしていると誰かに見付かるリスクが高くなるから)、開場直後に入場。
56席しかないシアターで、自分の席は最前列。。ステージ近いっ(焦)
神山健治監督は攻殻機動隊TVシリーズからのファンなのでドキドキしながら待っていたら、先週末の井上和彦さんイベントでも司会をしていた広報会社の方が登場。そしたらナント自分の隣の席に座っていた女子が先日のイベントの時に相当的外れな質問をしていた方だと分かり(←聞かれていないのに自己申告した)ちょっとゾッ。。しかもその子もその隣の女性も監督の話をがしがしメモに取っていたけれど取材の人ではなく一般人だよね?あなた達誰??状態。好きなのは解る。でも何に使うのそのメモ(苦笑)
それはさて置き。
神山監督はダメージジーンズに皮製のカジュアルなジャケット姿で飄々とした雰囲気。
新009プロモーションで海外を回った時の反応(取材者に映画ではほとんど活躍しなかった008の特殊能力について訊かれてしどろもどろになったエピソードなど) や、裏話(本作製作中みなとみらいの万葉の湯に真夜中何回か来ていて、しかも1回は帰りにスピード出し過ぎて免停くらった話には笑った)を聞く。
この映画、確か最初は押井守が撮ると聞いていた気がしたのに監督変わった?。。という自分の記憶に間違いがなかった。何で監督が変わったのかの説明は無かったからその辺りは不明だけど。
観客からの質疑応答はしょうもないのがいくつか(っんなの設定画良く見れば解るって!と云いたくなるような。。女性ってメカ弱いんだね。。)。しかし音響関係の質問への監督の回答が大変興味深く、今回全面的にディレクションをしているスカイウォーカースタジオの凄さを改めて知った。
新009の映画を観ていないとチンプンカンプンなネタなど。。
冒頭のエピソードで島村ジョーが加速装置を発動させる時にスローモーションになった画面になるとBGMが途切れ水が流れるような音だけになる。その時、他に水の雫が何かが弾けるような不思議な響きの音が重なっているのは気付いていたが、それは「氷河の中の洞窟内で聞こえる氷に細かいヒビが入る音」だそう。
監督曰く海外のスタジオで音を撮る利点は「ライブラリーが多いこと」と語る通り、氷河の洞窟の中の音なんて日本では持っていなさそう。「銃の口径ごとの発射音なんかもあるんです」とも嬉しそうに話していた。
きっかり30分話して去った神山監督は最後まで手がぷるぷるしていて、ごく普通の感じの良いお兄さん風(失礼)直後の本編開始前に万葉の湯のCMが流れて会場から失笑が漏れたとか(笑)
そんなこんなで。
009RE:CYBORG、4回目の鑑賞終了。今回は音響に重点を置いて観たのでまた新鮮(アンチ派でも音を褒めている人は多い)に観れた。但し最前列だったので3Dで酔った。。
帰りも仕事関係者に見付からないようにしなくてはならなかったのに目眩がして余裕が無かったのでマフラーぐるぐる巻きにして口元を隠して強行突破!で帰宅。
3D映画は適切な距離から観ないと目が疲れるし頭がクラクラするので気を付けましょう~。
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