先日、横浜東口側にある本屋『丸善』にて、数年前から
待ちに待っていた本を発見、即、入手。
『黄金旅風』(飯島和一;小学館)
これは歴史小説。
鎖国直前の、江戸寛永年間の長崎での話。。
この作品は数年前にハードカバーで刊行された。
その装丁の画が、非常に綺麗で心ときめいたのだけど、
厚いし重いし持って歩いて読めないし。。で、断念。
京極堂シリーズみたいにノベルス版なら厚くて重くても
持ち歩きしちゃうのだが、ハードカバー本は流石にダメ。
それに加えてモバイルPCなんて持った日には、肩が壊
れるより先に、バッグが壊れる(泣
単行本化されるのをず~っとず~っと待っていて、その
願いが今になってやっと叶った!ということになる。
表紙の画もハードカバー本のそのまんまだし(嬉
古地図をバックに荒波を切って走る帆船の画。
デザインも色合いもスゴく好き♪
最近は単行本化に際して全く表紙を変えて、最悪な場合
表題まで変えてしまう、ということもある。
装丁惚れした身としては、それだけがひたすら心配だ
った。
初恋の人は初恋の時のままで居て欲しい、というか。。
まるで終わった恋の幻想にすがり続ける者の如く祈っ
ていたら通じたみたい?(笑
まだ読破していないので内容や感想はまだ。。m(_ _)m
しかしこの作者の『神無き月十番目の月』という作品を
読んだことがあって、陰惨で絶望的な内容なのに筆力
でぐいぐい読まされてしまった!という感じだったので、
今回買ったこの本も読むのが非常に楽しみ。
待ちに待った。。と云えばもう一つ。。
『雨柳堂夢咄』12巻(波津彬子;朝日新聞社)
この本を買う時はいつも悩む。
とても人気のある作品なので、本屋で平台に並んでいる
からって新刊じゃない時もあるのだ。
新刊か?もう持ってるものか?
見定める方法は、私の場合、表紙に掛けられた帯に描
かれた“骨董品イラスト”。
その本に収録されている話からピックアップされたたった
一つの骨董品の画を見て、
コイツは見たことあるかな。。?いや、無いよな??
そういつも悩んだ末に、脳ミソが「見たことない!」と断言
した時は買う←いい加減(汗
今回はひとつ前の巻の帯のイラストが全然思い出せなく
て、う~むう~む。。と唸りつつ買ってみたが。。
あとがき読んでその理由が判明。
実に2年ぶりの新刊、なんだそうだ。
2年前じゃ覚えてなくてもしょうがないよねぇ~っ?(*_*;
現在このシリーズは連載していない。
そして、このままになってしまうかも、とのこと。
それならそれで、最終回で全てが終わってしまうより、
時折短編が載ったりしてくれた方が嬉しい。
ホントに好きな話だから。。
画も話も、雰囲気も好き。
波津先生のデビュー当時からの大ファン。
うさぎが憑いた美少年ときつねが憑いたスナイパーの、
今考えるとJUNE(BL)っぽい設定のギャグ漫画を描かれ
ていた頃からの。。むか~しむかしの話だけど(冷汗
本日の仕事も順調に、優雅に終了。
明らかに10歳は年下の派遣ナースさんに、多分同じくら
いの年齢だと思われているらしいのが申し訳無くて、
Kにこそっと耳打ちしたら
「そ~だよね~!タメ口だもんね!」
と、笑われた。。
普段はそんな人じゃないんだそうだ。。
最近、年齢不詳に拍車がかかってるらしい?(笑
そういうKも10年以上前から年齢不詳だしなぁ。
ま、いっか。
本でも読んで、寝よ(笑
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