目が覚めたら、しん。。と静かで、窓の外を見たら雪が降っていた。
少し積もっているのを見ると、多分、昨晩布団に入った頃にはもう
降り出していたのだろう。
寒いハズだ。。
部屋の中に居るのに、はぁっ、と吐いた息が白く見えた。
神奈川で生まれて千葉で育った、生粋の関東人、である。
樺太で生まれて北海道の芦別で育った母から聞く雪国の苦労話
はお伽話のようで、雪が降るとただ嬉しかった。
大人になった今でもわくわくする。
今日は休み。出勤となれば大変だったな。。と思いながら起きた。
掃除と洗濯。
今日はどうにもダメな日のようで、愛用の耐熱ガラス製のポットを
落として割ってしまったり。。悲しいことがいくつかあって。
今夜の呑み会の約束をパスしてもいい?とメールを送り、今日は
ぷち引きこもりの日、とする。
雪はまだ、ふわりふわりと、頼りなげにだけど降り続いている。
上の画像は今日撮った写真ではありません。。
横浜はこんなに積もってませんて(笑
2004年の1月にAと訪れた会津若松のお城の敷地の中で出会っ
たお稲荷さん。
ぴったりサイズの笠を被せてもらっていて、微笑ましかった。
この前日は吹雪で、温泉街のオーベルジュに泊まっていた私達
はどこにも出掛けられず、1日中部屋(一戸建ての離れになって
いて、何部屋もあって広かった)で過ごした。
Aも私も激務の間を縫って強行した旅だったので、思わぬ休養日
にのったりごろごろ。。
敷地内にある露店風呂まで「わぁ~っ寒ぅ~!」と走って行って、
雪見風呂も堪能。部屋数が少ないのでいつ行っても貸切状態だ
ったのも嬉しくて、何度もお湯を貰いに行った。
オーベルジュ、と名乗っているだけあって、地の旬の物を使った
食事(フレンチ)も美味しくて、Aと会うと未だに「あの宿良かったよ
ね。また行きたいね」と話しに出るくらい、良い旅だった。
自他共に認める、超強力雨女、であるが故に、冬に旅すれば雪
に降られて、しかも吹雪であることが多い(涙
真冬にHYDEのライブで訪れた札幌から小樽へ行った時も大雪に
降られた。電車の窓に貼り付いて、うねる灰色の海に激しく降る
白い雪を見て、北の国の暮らしは大変だなぁ。。と思った。
小樽は耳や指先にしもやけが出来そうなくらいの寒さで。。
同じく関東育ちの同行者と転ばないように歩くので精一杯だった
のと、昼を食べに入った寿司屋でサービスされたあら汁が温かく
て美味しかったのを覚えている。
あ。。お腹が鳴った。
昨日の昼からまともなモノ食べてないや、と気付く。
もう昼過ぎだけどおめざ(笑)に、昨日の桜のモンブランの残りを。
夜はほっこりと温かいものが食べたいなぁ。。
さて、何作ろうかな?
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