震災語り部ツアーに参加してホテルに戻ったらまもなく仙台駅行きの無料送迎バスに乗り込んで、約2時間。このバスも1日1本なので乗り遅れると大変なことになるというのに出発ギリギリまでお土産売り場に駆け込んでを買い物をするツレ2人。
ほんの僅かでもここでお土産を買うことが復興の手助けになるならと、昨晩沢山買ったのに「やっぱりあれも欲しかった!!」と。後悔が無いように買いなはれ、買いなはれ(笑)
1泊2日の南三陸旅の締めは仙台駅構内の新幹線改札横に在る、牛たん通りの奥の『すし通り』の一番奥にあった、『かき鮮 海風土(うぶど)』にて。
ランチメニューには握り寿司とちらし寿司しか並んでいなかったが、店名通り店内貼りのメニューには牡蠣料理がずらりと並んでいる。訊けば単品+ご飯と味噌汁でセットに出来ますよ!と店員さんが云うので、牡蠣の天ぷらで定食風にしてもらう。
牡蠣はフライも美味しいけれど、天ぷらの方が牡蠣本体の味が分かるので好き。でも自分で作るには手間がかかるから、迷わず天ぷらをチョイス。
揚げたてアツアツぷりぷりの牡蠣が4ヶに、野菜の天ぷらも大変美味。これ選んでおいて良かった~♪
サービスのコーヒーまでゆっくり飲んで新幹線チケットを貰って一旦解散、各自仙台駅ビルや構内 のお土産屋を見て、車内のおやつも買い込み新幹線内で合流。
Gとの旅では大概この最後のお土産屋チェックは解散→現地(乗り物の中)集合パターンなので暗黙の了解的に動いていたら、今回初参加のEさんがちょっと戸惑っていたので一緒に行動。彼女は往きの時東京駅で東海道新幹線側に行ってしまっておたおたしちゃった、という軽く方向音痴の人(※東京駅では新幹線改札が2つ横に並んでいる)。
彼女のほんわか天然言動と行動力の高さとのギャップで大変楽しい旅となりました(笑)
車内のおやつは、凍天(しみてん)。
サーターアンダギーのような生地の中によもぎ餅が入っていて、今回は更に小豆あんも入っているバージョン。揚げてあるので中のお餅はもっちりとなる。
この凍天は前の職場の同僚で、福島の浪江から震災後東京に避難してきていた人から一時帰宅した際の福島のお土産で貰ったことがあって、「いつ帰れるか分からないだよねぇ。でも帰りたいんだなぁ」と云っていた顔を思い出すと胸が少しキュッとなった。
あの時も今も凍天、とても美味でした。
やまびこなので東京まで約2時間。
東北は遠いね。でもまた行こう。実際に訪れたことで自分の中で何かが変わった気がするから。上手い言葉が思い付かないけれど、本当に良い旅だった。
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